退院後にどうすれば良いのかお悩みの方々へ。是非ソーシャルワーカーにご相談ください。

「在宅医療分野におけるMSWの可能性について」の講演

6月に大分で開催されました医療ソーシャルワーカー学会全国大会に当院のソーシャルワーカーが出席しました。
今回はその報告をさせていただきます。

様々なプログラムが開催された、その中の一つが「在宅医療分野におけるMSWの可能性について」の講演です。

現在、全国の在宅療養支援診療所において、国家資格者の社会福祉士や精神保健福祉士が配置されているのはわずか20%です

配置されている医療機関と配置されていない医療機関とでは次のような差が生じています。

  • 地域医療連携(病院とクリニック)の話し合いがよく行われている
  • 在宅医療がよくわからないかたへの面談や相談
  • 入院先医療機関へ出向き、患者さんの情報共有・引き継ぎミーティングへの出席
  • ケアマネージャーとの連絡調整
  • 院内でのスタッフミーティング

配置されている医療機関ではこのようなことが積極的に行われています。
これにより患者さんやご家族の在宅診療への不安が解消されるのではないでしょうか?

他にも患者さんの権利の問題・ロボットやAIを使った未来のソーシャルワークの実践など、興味深いプログラムにも参加してきました。

医療ソーシャルワーカーとナースの違い

最近では退院を余儀なくされて、退院後にどうすれば良いのかわからず、不安でいっぱいという患者さんも増えています。そのような時は一人で悩まず、医療ソーシャルワーカーにご相談ください。一緒に考え問題解決に向けて取り組んでいきます。

医療ソーシャルワーカーとナースの大きな違いは、患者さんの医療的なご相談だけではなく、医療保険、介護保険などを通した経済的な面、そして生活全般のご相談にも応じている点です。

患者さんが大切にしている価値観を引き出し、その人らしく最後まで希望する場所で過ごすことができるように、伴走者としての役割を担うのも医療ソーシャルワーカーの役割です。

医療ソーシャルワーカーにお気軽にご相談ください

当院は個人のクリニックとしては全国でも珍しい医療ソーシャルワーカーが常駐しているクリニックです。

もし、この先通院ができなくなったらどうしよう?
退院後に自宅に戻ってきても大丈夫かしら?

遠く離れた家族が心配など、お困りごとがあればお気軽にご相談ください。

お問合せ

受付時間内にお電話でお問合せをお願いします

アクセス

兵庫県西宮市神楽町11-27 ブルーノ夙川2F