適切な飲酒量についてのお話

12月はクリスマスイベントや忘年会のシーズンであり、飲酒の機会が増えます。しかし、飲酒量が増えれば増えるほど、癌、高血圧、脳出血、脂質異常症などのリスクが上昇します。
そこで今回は皆さんに適切な飲酒量のお話をしたいと思います。

厚生労働省は生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール摂取量)を男性では40g、女性では20g以上としています。
では純アルコール20g(1合)とはどれ位の量でしょうか?

厚生労働省 アルコール解説書より

純アルコール20g(1合)は、日本酒180ml、ビール500ml、ワイン180mlなどに相当し、生活習慣病予防のためには適量を守り、週に1〜2日は休肝日を設けることが重要です。

  • 空腹では飲まずに食べながら適量範囲とする
  • 味わいながらゆっくり飲む
  • お水をしっかり飲む
  • 強い酒は薄めてゆっくり飲む
  • 時間を決めて切り上げる

このようなことを意識してみることも大切です。
ぜひご自分の体にとって負担の少ない量で飲酒し、ご家族、友人と楽しいひと時をすごしていただけたらと思います。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

- 西宮さくら夙川 みやけ内科クリニック -
JR神戸線 さくら夙川駅前(改札を出てすぐ目の前)

お問合せ

受付時間内にお電話でお問合せをお願いします

アクセス

兵庫県西宮市神楽町11-27 ブルーノ夙川2F