スギ花粉症に対する舌下免疫療法
花粉症は、空気中に浮遊している花粉を吸い込むことによって引き起こされるアレルギーで、 「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ」の症状を特徴とします。 特にスギ花粉が飛び始める春にかけて、花粉症の症状が悪化してしまう人は多いです。
通常の治療法が抗アレルギー剤でアレルギーの症状を抑える対症療法であるのに対し、 この舌下薬は減感作療法と呼ばれる花粉症根治のための治療法です。
舌下免疫療法のメリット
日本では、皮下注射による皮下免疫療法が、大学病院やアレルギー専門外来を中心に、 従来から行われ今でもアレルギーの有効な治療法として行われております。
皮下免疫療法の短所は、治療期間の長さと副反応です。2~3年この方法を行うとなると、
50回以上の通院が必要です。
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具体的な治療概略
本治療法はスギ花粉が飛散していない時期(5月末~11月末頃)に治療を開始し、
数年は継続する必要があります。
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