健康診断に追加の検査を行う意義とは?
健康診断とは?皆さんは健康診断を受けていますか?
健康診断とは、現在の健康状態を調べ、病気の早期発見や予防につなげるための物です。
健康診断にはさまざまな種類があり、例えば事業者に実施が義務付けられているものを”健康診断”と呼びます。これには職場で定期的に受ける定期健康診断や職場で健康診断を受ける機会がない個人事業主、自営業、専業主婦の人などは、お住まいの市町村が実施する健康診断などがあります。よくわからないという方は、まず加入している健康保険組合や勤務先にお尋ねください。
健康診断を受けるタイミング
職場で実施する定期健康診断は職種にかかわらず1年以内ごとに1回、受診可能です。
国民健康保険および後期高齢者医療保険に加入している人は、各市区町村と後期高齢者医療広域連合が行う健康診断を任意で年1回受けられます。この健康診断は、39歳以下、40~74歳、75歳以上に分けて実施されます。
健康診断の内容は?
健康診断の種類によって検査内容は異なりますが、企業検診や特定検診の主な検査として身体検査、血液検査、尿検査、胸部X線(レントゲン)検査があります。
身体検査
身長や体重、腹囲の計測、聴力や視力の検査を行います。
血液検査
採血を行い、血色素量や赤血球数(貧血検査)、GOTやGPT、γ-GTP(肝機能検査)、LDLコレステロールやHDLコレステロール、血清トリグリセライド(血中脂質検査)、空腹時血糖やHbA1c(血糖検査)などの数値を調べます。
尿検査
尿検査では、尿の中にタンパク質や糖、血液などが出ていないかを調べることで、腎臓や肝臓、泌尿器の病気や機能異常の可能性を推し量ることができます。
胸部X線(レントゲン)検査
X線を用いて肺や心臓など胸部の臓器の状態を調べる検査です。肺炎や肺結核、気胸、胸水、心肥大などの病気の発見を目的として行われます。
肺が膨らんでいない状態では肺全体が画像に映し出されなくなるため、撮影時には息を吸い込み、しっかりと止めることが大切です。
当院ではAIレントゲンを導入し、院長の画像診断と共にダブルチェックにて診断致します。
追加検査の種類と受ける意義について
私たちが医療現場で働いていると一般的な健康診断には限界があるという事を痛感します。
現在、2人に1人ががんを発症すると言われています。健診では何の問題がなくても、後でがんがみつかりその段階ではもう治療の選択が限られているケースもあります。そのような事を経験した私たちはできることとして、この度、下記の様なコースを設定致しました。この検査で100%全てがわかるわけではありませんが、早期発見、早期治療のためにも受けて頂くことをお勧めさせていただきます。
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